こんなおもしろいカメラはないぞ!
第5弾
Z1使いこなしのあれこれ
Norton InternetSecurityを有効にしている方は
プライバシー制御→カスタム設定→カスタムレベル→ブラウザプライバシーを有効にする
のチェックをはずせば画像が見られます。また、クッキー許容でもOKです。
(Albert様に感謝!)
1.マクロ・ワイドコンバーター
Kenko Digital Wide
0.5x LD-05MW
Φ52mm
多摩自然動物園にて
カメラを下に置いて、適当にシャッターですが狙い通りの写真が撮れました。
これは、おもしろい手口です。病みつきになりそう。
この手法を鳥瞰図ならぬ虫瞰図と言おうかな。虫観図かな…
空を気にする、ミミズの思い。
もう、病みつき。ご近所の花壇にて
どういう訳なのか、このワイコンは花が綺麗に撮れるのです。
何でもかんでも、超ワイド・マクロで虫瞰図
天気が良くて、気分は昆ちゅ−!
多摩自然動物園の昆虫生態園
ここへ行けば、チョウチョは撮り放題!
オオイヌフグリとホトケノザ
アブとか蜂は飛びながらこんな景色を見ているんだろうな…。
ミノルタの美点はこの派手にならない色味ですね。(低コントラストで撮影)
鎌倉にて、白椿がきれい
ペコちゃん可愛い。超ワイドではこのように頭でっかちになりますね。
4月の鎌倉小町通りの入り口に立っています。
ペコちゃんファンのなぽちゃんでした。
どこでも見つけ次第、撮ります。今回は超ワイドで、新学期バージョン
こんなんですが、でかいねえ。
なぽちゃんスタビ装着!
後でもテレコンで述べるが、このシルバーの外装は完璧Z1と合っています。
ミノルタ純正のアダプターリングのシルバーよりぴったりです。
…あなたも、買うしかないね。
2 緊急テレコン特集
Kenko Digital TELE 1.83x LD-183T Φ52mm
多摩自然動物園にて
ペリカン
動物園は超望遠の独壇場です。
デフォルトの10倍ズームだけではもの足りません。
どうでしょう。この迫力。デジタル1眼並の解像力です。
収差を最小限とするため、絞りを絞っています。
その代わりなぽちゃんスタビで手ぶれを止めます。
私も、Z1+LD-183Tになるまで、こんなペリカン撮ったことありませんでした。
レタッチ講座:このページは一応作品なので、PSで軽くレベル補正などの化粧してあります。
Z1では明度差のある輪郭にイヤな色が付くことがありますが、
せっせとPSのマジック・ハンドで選び、彩度をゼロにします。これは目に付く輪郭だけです。
すると、俄然すっきりした写真になりますよ。このペリカンも頭だけやっています。
【レンズについて思うこと】
輪郭に紫色が付くパープルフリンジはCCDと画像処理エンジンの問題で、
画像周辺に顕著な色収差などはレンズの設計上の問題。
でも、コンバーターの場合、全体を通しての収差となると
次にどのようなレンズが来るかわからないので設計しきれないのでしょうね。
レンズ1枚1枚通過するたびに消えては現れる収差を、何群何枚かのレンズの最後に
帳尻合わせて消すように出来ているズームレンズですから、
ましてメーカーの違う、ある程度の幅を考慮したコンバーターでは大変難しいと思います。
特に周辺画像は収差が拡大されて現れる部分で、相性の問題があるように思えます。
偶然、Z1にはLD−183Tが合いました。
現代のレンズ設計はレイ・トレーシング法といって、コンピュータシミュレーションの極地です。
ガラス代と研磨代などの製造コストと要求性能の折り合いで作られていますから、
簡単に言うとレンズは値段です。でも、この部分の相場も、コンピュータの設計プログラミングの改良や
ガラス材料の低コスト化やレンズ・コンセプトの見直し部分で変わり、日進月歩です。近年のズームレンズは凄いですね。
いまや、日本の写真レンズは世界最高峰(って、とっくの昔からそうだけど)で、同じ日本のレンズと比べても
5年前、10年前とは格段の進歩のようです。
キャノンのPowerShotPro90ISと、その4年後の後継機S1で比較すると、
後者ほど小さく軽く洗練されて値段は半分以下、かつ高性能です。
色味やノイズなどのCCDや回路周りは当然としても、画像周辺の収差の除去のレベルも向上しています。
Z1のような10倍ズームは、カメラ会社の日夜繰り広げられる競争・努力のたまものですね。
わたしは自分でも作るのが好きで、レンズも反射鏡も磨きましたから、技術のすばらしさが特に感じられます。
技術者に感謝する気持ちで新しいレンズやカメラを買うのも良いものです。
【閑話休題】
多摩自然動物園の専属の鳥たちは、飛べないように風きりバネを切られていますが、
このアオサギは「いそうろう」でして、羽を切られていません。渡り鳥です。
特別出演のアオサギは、見た目に専属ペリカン達より綺麗でして、
自由闊達にペリカン園を水平飛行していて格好良いので、「いそうろう」も動物園の客員スターですね。
渡り鳥たちはスペシャル・ゲストです。
ちなみに動物園の方の説明では、羽も両方左右対称に切ると、なんとか頑張って飛んでしまうそうです。
それで、専属スター達は、折りたたまれた状態をよく見ると長さが違います。
右だけ風切り羽がみじかいですね。
おなじ「イソウロウ」でもカラスは嫌われていて
カラストラップに捕まったカラスたちがぎゃあぎゃあ鳴いています。
カラストラップは、逆さに針金がたくさんぶら下がった入り口から餌を食べに入り、
二度と自由の身に戻れません。何ともかわいそうで是非もない話。
下の写真のカラスも、いずれそういう運命なのか?
くちばしも羽もが綺麗でしょう?
カラス・トラップの中のカラスは、ぼろぼろです。
このカラスだけと下のハチドリは必要部分だけのトリミングです。
猛禽類コーナーはこのフクロウが一番人気。
695mmの超望遠では、檻の鉄格子が写りません。
今までは1眼レフの超望遠だけが許された写真ですよ。
Z1すごいね!
ミミズク
目つきが鋭いのが猛禽類の特徴
ハチドリ
多摩自然動物園の昆虫生態園
体が小さく、1秒間に32回ほど羽ばたきをします。
代謝が大きいので、すぐお腹が空き、蝶と蜂のための蜜皿を吸うためやってきています。
これ、ここにきて初めて見ましたが、ここでは普通のシーンです。
撮影距離にして2mぐらいで、695mmの超望遠にしてこの大きさ。
ハチドリがいかに小さいかですね。非常に高い鳴き声で笛のようにピーと鳴きます。
これは、かなり遠いところ(約30mぐらい)からのスナップショットで、
ダメかなと思いながら撮りましたが、なんと写っている!十分だ!
ちなみにこのテレコンLD−183TはZ1とは相性が良く、
28−200mmのGTレンズとは全く相性が悪いのです。
7iの時に買ってがっくり来たのですが
Z1で復活しました!
シルバーで統一されて、綺麗だね−。
まるで生まれる前から許嫁だったような組み合わせ!
LD−183TとZ1
A1とLHG−17
こっちはこっちでブラックで統一されて、お似合い。
まるで合わない二人…
ただ、くっつけただけで、これで使うつもりはない。
Kenko Digital
TELE 1.7x LHG-17 Φ52mm
新しく購入したテレコンLHG-17の偉容、すんごいね!
ラバーフードは別売りです。
性能テストとして500万画素のA1と320万画素のZ1に付けて
ちょうど出ていた月を撮り比べました。
急遽、DiMAGE対決道場の始まり始まり!…
Z1の勝ち!
クレータの輪郭に注目、この勝負は圧倒的に焦点距離645mmの勝ちである。
A1は340mm換算となりデジタルズームは単にメモリ節約となっているだけ。
ただ、A1画像の方が月面の色合いやグラデーションが出ていて綺麗である。
この勝負は、たまたまZ1が勝ったが、実はその他の場面では次のようになる。
【都市遠景対決】
先手 Z1
LHG−17は周辺まできっちり仕事をしている。
若干甘いのは手振れでしょう…。風景でも使えるかな。
後手 A1
都市は撮っていないけれど、同じく家の描写
どう?テレコンとは思えない落ち着いた描写です。
ここまで写るなら、望遠側で有利なデジタル1眼はいらないかな。
ちなみに、これはファームのアップデート前のコンバータ・モードのない状態。
これはA1の勝ちでしょう。
LHG−17はZ1よりもA1との相性が良いかな…。
その直後に気が付いて、ファームをアップデートし、テレコンモードで撮ったもの。
室内撮影は蛍光灯照明で、1/10秒の超スローシャッターです。
えーと、マクロモードで撮りました。
そうすると、なんと!340mm換算なのに約1mまで近接撮影が出来るのだよ。
Z1でも同じで、近接撮影は強い。
だから、中華街を歩いていても、遠景でなく、こんなのも撮れる。
まあ、外さなくても撮れるという、一応急場はしのげる程度だけれど、