第二幕
A1の逆襲
いろいろなDiMAGEを持っていますので
初代7、7UG、7i、A1、Z1の
それぞれの頑張り具合をピックアップして
良いところを競う場所とします。
Norton
InternetSecurityを有効にしている方は
プライバシー制御→カスタム設定→カスタムレベル→ブラウザプライバシーを有効にする
のチェックをはずせば画像が見られます。また、クッキー許容でもOKです。
(Albert様に感謝!)
【夜景手ぶれ対決】
片やアンチシェイク、片や新型Z1用スタビライザー2004型の対決といえよう。
自信ありげにA1登場、いきなり強烈パンチ炸裂です。
念のために云っておきますが、画像は全て縮小以外はノンレタッチです。
第1セット:1/2秒の戦い
先手 A1画像
ISO200 F3.2 1/2秒 15.08mm(61mm換算)AF
夜景モード 露出補正+0.7
京都タワー展望台からのステーションビル、ISO200でも1/2秒という悪条件にもかかわらず、A1凄い!
夜景モードで色はバッチリ、露出も良いところ押さえたね。
夜景は露出時間が命です。左の明るい反射は京都タワー。
後手 Z1画像
さすがに厳しいぞ、Z1は”ごめんなさい”の連続状態。
同じステーションビルの画像は完敗なので、京都タワーから見下ろしたタクシーだけど、
いくら新型スタビライザー付けていても、ムリ!
してみると、A1の低周波ブレ補正は秀逸です。
http://homepage3.nifty.com/fuzzy/a1_lab05_01.html
かたや、スタビライザーは高周波ブレは強いものの、低周波ブレはだめかな。
何せ、体に固定するわけだから、生きている限り
(息止めても心臓のドキドキで)微妙に揺らぐのでね。
ISO100 F3.5 1/2秒
19.10mm(125.14mm換算)AF カスタムWB 露出Mモード
しかし、このタイプのスタビライザーの威力は
東京クリスマスイブと白糸の滝
で実証済みですが、まあ1/6秒ぐらいまでが限界ですかね。
それ以上の速い(高周波)振動には抜群の効果があります。
ゲスト参加
DiMAGE7i
おなじみ東京お台場・ビーナス・フォート館のレトロ・カー展示場から
この暗さの中で、こう撮ったから良い感じになった代表的作品。
なんとも、いえずレトロなんだなあ…
ISO200 F2.8
1/2秒 7.27mm
(28mm相当) MF 手動ホワイトバランス
、ISO100 F4.0
1/91秒 13.69mm(58.9mm相当)彩度+2 AWB プログラムAE 露出補正-0.7
後手 A1画像
ISO100 F3.5
1/80秒 11.11mm(43mm相当)彩度+1 AWB プログラムAE 露出補正-0.3
飛び入り参加
DiMAGE Z1
ISO50 F3.2 1/50秒 6.9mm(45.21mm相当)AWB プログラムAE 露出補正-0.3 低コントラスト
解像度的にはZ1問題ないけれど、色がいかんね。
どうも、こう並べてしまうと勝敗がはっきり付き過ぎるなあ。
圧倒的に初代様の画像が好ましいぞ。臨場感がダントツです。
☆DiMAGE7の完勝!☆
ぱちぱちぱち!(拍手)
初代様の「屋根」も渋いね。
濡れた瓦や、トタン板の感じが素晴らしいったらあ〜りゃしない!。
【大原女人形勝負】
さあて、どうなのA1は
まずはお手本
先手 初代様
DiMAGE7
ISO100 F4.0
1/91秒 13.69mm(58.9mm相当)彩度+2 AWB プログラムAE 露出補正-0.7
うん、まあいいね!
後手
DiMAGE A1
ISO100 F4.0
1/91秒 13.69mm(58.9mm相当)彩度+2 AWB プログラムAE 露出補正-0.7
飛び入り参加
DiMAGE Z1
ISO100 F4.0
1/91秒 13.69mm(58.9mm相当)彩度+2 AWB プログラムAE 露出補正-0.7
…なんか、もうどうでも良くなってきたんだけれどね。
つまんない写真だね、こりゃ。
☆
渋さとくっきり感は、はっきり初代DiMAGE7ですが、
画像の柔らかさという点でA1ですね。こりゃ発見!
全体のふんわり感が出ているのがA1で、どれか1枚、といったらA1の写真です。
Z1の写真は深みがなく、色使いが小学生の絵のようだ。こりゃあ、だんぜんA1の勝ち!
でも、これが京都の写真かあ?
…
結局、私にとっては、7iと一緒でA1は京都に向いていないということね。
京都を撮るなら初代DiMAGE7です。
って、ちょっと早い結論出しかなあ。
まあ、もう一度、リベンジします。
☆
デジカメはごちゃごちゃした細かい被写体に弱いのです。
ちょっとでもブレると画像はつぶれ重なり、
たとえば春の桜の花などは花びらのディテールが消えてのっぺりします。
その理由は、ボケた上からの疑似輪郭を作るシャープネス処理です。
菜の花もそうした被写体で、2.3年前までは、カメラのレベルも低くてがっかりしたものです。
☆
※A1/Z1どちらも新型スタビライザー2004型を付けております。
A1はアンチシェイクだからスタビライザー要らないかというと、
さにあらず!
加速度検出限界の下での勝負ですから、要ります。わかります?
どんなカメラでもストロボ写真はシャープでしょう?
ストロボの発光時間が1/10000秒以下だからです。
純粋のストロボの光の下では、蜂の羽ばたきでも止まります。
では、そういうわけで
【解像度対決】
先手 A1画像
アンチシェイクの妥協しないピントから来る解像度は、果たして他を寄せ付けないか。
次の画像は本画像で見ても、1ピクセルに境界が収まっている感じです。
私は、このオレンジ一色の枯れた林に、妙に惹かれます。
なぜだかわかりません。
DiMAGE A1
ISO100 F4.5
1/100秒 7.21mm(28mm相当)彩度+1 昼光 マニュアルAE コントラスト-5
後手 Z1画像
ISO50 F2.8
1/13秒 5.80mm(38mm相当)AWB プログラムAE 露出補正-0.7 低コントラスト
A1オリジナル画像(部分)
念のために発表しておくと、私は決して解像度派ではありません。
写真がシャープであるに越したことはないのですが、
くだらない写真がいくらシャープでもしょうがないと、あるとき悟り、
解像度コンプレックスは消えました。
それは、DiMAGE7を買ってからしばらくしてのことです。
今では内容に意を用いております。
だから、こんなに撮れて感激です。
もう、充分です。ミノルタからデジ1眼が出ちゃったら、どうしましょう。
Z1オリジナル画像(部分)
いずれも被写体の境界のボケが小さく1ピクセルに収まっている感じです。
A1の方が、500万画素だけあって、やはり、シャープですね。
まあ、妥当なところで、Z1が意外と頑張っていることが確認できました。
ISO50に固定したので1/13秒となったにも拘わらずです。大したもんだ。
Z1は背後が明るい場合、紫色のハレーションが起こります。
それが欠点ですので、次のアップグレードでは直しましょうね、ミノルタ殿。
【描写力対決】
写真機で一番大切なのは、被写体の雰囲気や存在感を伝える力ですよ。
「こんな風だったよ。」と言うのがカメラの使命です。
その観点から対決してみましょう。
先手 A1
良い雰囲気出していますね。この暗さをものともせずに映し出します。
ISO100 F3.2
1/13秒 7.21mm(28mm相当)彩度+1 AWB マニュアルAE 彩度+1 コントラスト 0
ついでに、もう一つ、今回非常に感心した写真が次の「すぐき」
描写の柔らかさというのは、忠実度の証です。オーディオでも、良い装置は音が柔らかいのです。
ISO100 F5.6
1/30秒 13.96mm(56mm相当)彩度+1 昼光 マニュアルAE 彩度+1 後はゼロ
後手 Z1
同じものを並べると、うんざりするので、違うもので勝負しましょう。
甘酒の変わりの柿ですか?この、柿の色も良いですね、表面の白い粉も写っていて。
ISO50 F4.5
1/40秒 27.50mm(180.17mm相当)彩度+1 AWB マニュアルAE 低コントラスト
DiMAGE Z1
きな粉の感じが今ひとつかな?
うしろのぜんざいとお茶が飲みたいぞ!
ISO100 F5.0
1/320秒 11.00mm(72.07mm相当)彩度+1 AWB マニュアルAE 低コントラスト
描写力ではZ1とA1は甲乙付け難いのでした。
☆
Z1は色の”抜け”が今ひとつだな。
だから、このコクが逆に活かされる被写体を探せば良いんだ。
先手 Z1画像
京都らしいでしょうか?
DiMAGE Z1
ISO50 F3.5
1/60秒 8.70mm(57.00mm相当)AWB プログラムAE 低コントラスト
京都の家は、どうして、こうも美術しているんだろう。
ことごとく絵になっているね。
変なところから水道の蛇口がでている。実に妙だね。
後手 A1画像
京都祇園の路地にて
DiMAGE A1
ISO100 F3.2
1/50秒 16.50mm(66mm相当)彩度+1 AWB マニュアルAE 彩度1,コントラスト0
これは被写体の差ですが、A1でないと撮れないように思えます。
だからA1の勝ち。
【寒さの表現】
先手 A1
ISO100 F3.2
1/50秒 16.50mm(66mm相当)彩度+1 AWB マニュアルAE 彩度1,コントラスト0
こりゃあ、寒そうだね〜。A1は描写がうまい!
後手 Z1
【封じ手】
☆
告白
結構、素材選びと
ネタ振りが大変なんです。
時間がかかります。少しずつ発表していきますね。
乞う、ご期待!