DiMAGE
A1
養老渓谷
のびやかな房総の景色の中で
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(Albert様に感謝!)
11月22日連休唯一の晴れた日でした。
最近、Z1に入れ込んでいたので、今日はA1を可愛がろう。
使い込んで、手応えがわかってくると意気込みが違います。
はじめて、A1を使うぞ!
ミノルタ・フラグシップ・エンジン全開だ!
小湊鉄道の養老渓谷駅南側の線路を渡り、
右へ、そして左へ折れてしばらく歩くと渓谷を見下ろす鉄橋がある。
実は、たいした眺めではないのだ。そこを過ぎて、ぐるっと左回りに散策の道はつづく。
そのまま歩くと、もと来た地点に戻るので、同じ道を帰るのでは芸がないから歩き続ける。
いいかげん、くたびれて景色にも目が慣れて、紅葉もそれほど無いので飽きてくる。
そんな調子で、ずんずん歩くから、誰もこの樹木の美しさに気が付かない。みな、話ながら通り過ぎていく。
誰も、立ち止まらない。私だけが数えてみたらA1とZ1両方で36枚撮っていた。
紅葉が今年はだめなようです。それで、大向こうを唸らせる一大紅葉パノラマがないので、
自ずと審美眼は飢えた状態になり、鍛えられて、撮りたいモノを探すようになる。
これが幸いして、単なる紅葉写真で終わらなかった。奥日光では景色にやられっぱなしになったからねえ。
話を元に戻すと、横須賀の久里浜からフェリーに乗って45分、千葉県金谷港に着きガソリンを入れて、
北まわりで養老渓谷へ向かう途中、すばらしい銀杏の大木が1本、風に葉を散らしているのを発見したのです。
「風吹かないかなあ…」残念ながら、車を止め、じっと待っていたが、その後ハデに葉を散らす瞬間は来なかった。
それで「凄い木だねえ」と敬服しつつ、見上げて1枚(道沿いのお寺の銀杏です。)
養老渓谷は、このような紅葉でしたという1枚
被写体を探す目は、だんだん飢えたオオカミのようになる。
綺麗に紅葉したツタを発見!これこれ!
仕方がないので銀杏の落ち葉
柿の実3兄弟。
この写真は色を楽しむのね。つまんなくてすみません。
先ほどの大銀杏があったお寺の門に植えられています。
これ、なんでしょうかね。柿でも石榴でもない。それともピーマン?
モノを知らないなぽちゃんでした。
あっ、見っけ!カマキリ。死んでいるな。ガラスの向こう側でひからびた。
不思議なところから水道が出ているなあ…。
下の写真、どうでしょう。通俗的な構図でした。200mmいっぱいです。
しかし、毎年この光景が繰り返されているかと思うと、不思議な気持ちになりますねえ。
『誰がために柿はなる』
これの、どこがいいのかって…。流れですよ。流れ。
ここに繋げる。流れ。
いきなり、これを出すと、「何じゃこれは。」と飛ばされますから、
引きを作ったのです。って、実は後知恵。
さんざん、綺麗な景色を探しては、「いまいち…」という連続だったので、
目がひねくれまして、このようなモノに美を見いだすようになりました。
いいねえ、この暗さ。湿っぽさ、下の葉っぱの緑のつややかなこと!
ある人が言いました。「気持ちが落ち込んだら房総へ行け」と。
まだ、ありますが、いい加減にします。