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お助けコーナー

電気のことなど知らないぞ委員会発足


わたしのHPは過度に理論武装をしております。どのページもです。
とりあえず358枚撮りたいのだという方は、その内容はすべて無視しましょう。

まず、用意するものは
REVOLVER_KIT.JPG - 48,320BYTES

上の写真の部品について

1. 6mmボルトネジ 6×80mm とその蝶ネジ 一組
2. ワッシャー 大 10×32mm 2枚 小 8×20mm 2枚
3. ゴム板 厚さ2mm 適当な量
4. 銅板 厚さ 0.8mm あまり厚いと工作大変
    (以上はDIY店やホームセンター

5. 6Vプラグコード 電気部品店か模型屋さん(私は東急ハンズ)
6. エポキシパテ(金属用、プラスチック用、何でもかまいません)。
 ただし、硬化時間30分のもの。

です。

次の新型タイプUを作るには
NEW6.JPG - 89,628BYTES
以後、このように横に電池をセットする方式をタイプUH型とします。

7. 名称不明のSTRONG No.7 と刻印された金具 1個 550円
    8. カメラ三脚用の止めネジ 長い方 1個 (カメラ部品店で売っている180円)
9. 金属用の接着剤(なければ適当なもの)

が必要です。
このタイプは電源コードを極力短くしたいがために
カメラの直近に電池をセットするために必要な処置で、
5本直列電源部が固定されていないと、コネクター部がぐらぐら動いて
ヒジョ〜に具合がよろしくない!
断線の元です。カメラの外部電源端子も痛めます。
省く場合でも、ネックストラップにとにかく固定してください。

さらに余裕ができたら、ぜひ次の形へグレード・アップしましょう。
私の現用モデルです。平均360枚撮れます。
(後部ステーにワイヤーグリップがまだ付いていないので注意。)

以後、区別のためにこの形を12月1日付けでタイプUV型と呼ぶことにします。
このモデルは、シャッターボタン手押しでもいけますが、
レリーズを使うと、さらにさらにシャープな解像感ある写真が撮れます。
驚きです。

【余談ですが】

手ぶれのある写真にアンシャープマスク処理をしたりしても
妙に輪郭のはっきりした大味な写真になるだけで
解像感とは次元の違う代物です。
手ぶれが極限まで押さえられた写真では
シャープネス処理は不要です。

ついでにいうと、ノイズリダクション・ソフトを使うと見た目、
ヒジョーにきれいな写真になりますが、これも嘘の写真です。

【余談終了】

TYPEUV型

TYPE2_ALL.JPG - 127,296BYTES

これにするには

10. アルミジョイナーという細くて軽い変形H型の断面を持つ棒 1本(90cm 120円程度)
11.これまた名称不明のテイル部用L型金具(写真で判断してください)
12. 金属部品の連結用のボルトネジ 各種
1) 4×20mmとそのナット 1組
2) 3×10mm 6個 
(オーディオ工作用の通常よく使うもの:100個袋詰め)
13. ワイヤー・グリップ 42g 3個 と 32gぐらいの小さいもの1個
(テイル部最後尾の固定用:写真参照)
TYPE2_TAIL.JPG - 33,083BYTES
一番最後の少し小さいワイヤー・グリップは、ないとメイン・グリップが滑って落っこちます。
私も最初の試用撮影に出かけて、気が付いたらありませんでした。
とほほ‥‥。


完成状態の電源部だけの写真

カメラ取り付け部の大型ワッシャーがなぜあるかというと
3脚取り付け用のインチ・ネジの固定に小さいワッシャーの一端を切り開いて止めているため
カメラ底部を傷つけるのを防いでいるのです。それで、このぶんだけ長めのつり付けネジを必要とします。
つり付けネジを固定せず、使うたびにネジを出してきて締めるには、不要です。
しかし、ネジはなくしやすいと思います。
いつもこの場所にあった方が、いいでしょうから。作ってみれば、意味はわかります。

TYPE2_MAIN.JPG - 90,690BYTES

電池と電極版の位置関係をこの写真をよ〜く見て理解します。
直列ですから、+−交互につながるようにします。
だから、銅板が互い違いになっています。

★厳重注意事項
けっして、上下同じ位置に銅板がきてはいけません。
1〜2組の電池でショート・サーキット(閉回路)を構成し、かっかと熱を出して放電します。
すぐ気が付けばよし、気が付かねば1〜2個の電池がぷしゅーと爆発をし、きっと驚くでしょう。
(カメラは壊れません、いずれにずれても1個分1.36Vがかかるだけです。
電池だけ2〜4個おだぶつです。吹き出した液は強アルカリですのですぐ水で洗いましょう。
そういうわけで、やってみる勇気は、私にはありません。)
それから
完成したら最後にテスターで、6Vプラグの外と中心電極の電圧が
プラスで6.7Vぐらい出ていることを確認してから、
カメラに差し込みます。
(テスターの赤棒が中心、黒棒が外の筒にあてます。)
+−を間違えるとカメラは修理工場へいきます。
バイバイ〜 しばらく カメラなしの生活で〜す。
気分転換にはなります。

デスターはぜひ買いそろえましょう。
デジタルテスターが携帯にはよろしい。
2800円ぐらいで大きなホームセンターにはあります。
乾電池用のちいさなものはダメです。
最低限0.1Vまで読みとれるものでないと、用をなしません。
デジタルならばアナログのような針の初期位置設定が不要で正確です。


タイプUV型の基本形
NEW5SH.JPG - 44,229BYTES NEW5SU.JPG - 42,770BYTES

このエポキシパテの工作については本論の方を良く読んでください。
電池がぴったりセットできるように成型しないと、
撮影現場で電池をセットしにくくて、頭から湯気と青筋がたちます。
蝶ネジをうまく弛めたり締め付けたりしてセットする要領です。
この写真ではまだですが、白い線の入った電源コードがプラスですので
エポキシにマジックでプラスと黒く書いておけば間違えないでしょう。
わたしも+−を書いてあります。
蝶ネジ側のゴム板は回りますが、もう片方はエポキシとともに固定されていますから
これは必ず実行してください。

それから
半田付けのテクニックについても、
本文
の方に詳しく書いてあります。
この際、半田付けをマスターしてしまいましょう。
きっと、将来役に立ちます。

 

BACKB1.GIF - 2,106BYTES

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