ぽにょの赤ちゃん最新情報 2
先の最新情報から約2ヶ月もたってしまいました。赤ちゃんは子猫へ成長しております。
ちょうどペットショップで売っている子猫たちと同じようなレベルです。
2012.7.21日更新
一番奥から最後に救出されたのは、もっともよく動く茶白のやせた方でした。おそらく、この子が一番最初に落ちたのでしょう、そして、助けを求めて泣くものですから、他の子猫たちもそちらに母親がいるものと勘違いして寄って行き、次々と落ちていったのです。白毛の2匹も、遅かれ早かれ落ちるところでした。
現代の家屋の天井裏には、このような地獄が存在するのです。助け出した子猫を、一番最初の部屋の産室に戻しましたら、ぽにょもやっと安心して、授乳を開始しました。もう、天井裏はこりごりだという感じで、その後は産室ではなく、その外の何でもないこの部屋の絨毯の上でしばらくは授乳を続けました。
その後、1月ほどたち、子猫たちも走り始めて動きが活発になると、私の部屋からも出て、家の外に連れ出したりし始めました。いよいよ、母さんとなったぽにょの育児、子育ての始まりです。ちなみに、子猫は自然と教えられることもなく猫砂でうんちとおしっこをし、手で砂をかいて埋めますよ。…まてよ、いままで外でやっていた母親まで猫砂でし始めましたところを見ると、やはりお手本を示して教えたのかな。
最新情報を報告する前に、その後の中間報告をしなくてはなりません。授乳場所の引っ越しの件ですが、その後2回しております。
赤ちゃん、クレバスへの落下事件
スピーカーの下からは案の定移動しまして、なんと、2階の天井裏まで運び上げてしまいました。我が家の天井裏は下の部屋から見えるふつうの天井板の上にさらに支え構造を作り、板を敷き、人が乗ってもびくともしない構造になっておりまして、ここを物置にしております。ぽにょが赤ちゃんを銜えて引っ越した場所は、その中2階の天井裏ですが、ここだけ、外壁と内壁との隙間が補強板でふさがれずに開いていたのです。もともとは、この隙間というのは、夏期、外壁が日射で加熱された熱い空気を上に逃がすのと、冬は保温の意味で空気をためる断熱材のグラスウールが入っている10cm位の隙間です(落ちた開口部は縁木があって5cmぐらいで、手首がかろうじて入る位。)どの家も一戸建ての家はこういう構造になっていると思います。ここに、暗いところなので動き回った目の見えない赤ちゃんが落ちてしまったのです。
中2階でピアノを弾いていた妻が、赤ちゃんの泣き声がいつまでもぴいぴい聞こえて変だというので、天井裏に上がり、周囲の木ねじで止めてある板(中央は木工ボンドで剥がせない)を大急ぎで剥がして見ると、ぽにょが途方に暮れて、心配そうに「どうしよう」と言う顔で見上げます。見たところ5匹いた赤ちゃんの内、白いぺアの2匹しか見あたりません。鳴き声が外壁の隙間から聞こえてくるではありませんか!
さあ、大変、手を突っ込んでも20cmくらいしか入っていかず、赤ちゃんはそれよりもっと下に落ちているようです。およそ50cmほど下のようです。断熱材を爪で引っかけて昇ってくる力など期待できないので、一時途方に暮れました。このまま、死ぬまで泣き続けるのを聴いていなければならないのか。しかし、幸いなことにこの壁は中2階の部屋の窓のところでしたから、その窓の上の桟で止まっているのでした。上から引き上げることは絶望的と判断し、仕方がないので、意を決して中2階の部屋の壁を破ることにしました。声のするあたりに見当をつけ、ドリルで石膏ボードとベニヤの壁に1cmの穴を開け、ジグソーで穴を開け広げるとドンぴしゃ子猫の落ちたあたりにあけることが出来、3匹の子猫を救出することが出来ました。(あけてしまった穴は、現在、絵を掛けて隠しています。)
以前、20年以上前でしたか、臍の緒をつけた状態の生まれたての猫の子がうちの玄関前に捨てられていたことがありました。当時は猫を飼っていなかったので、うちが猫好きという評判などなかったはずですが、理由なく捨てられていた猫の嬰児は生き続けることが出来ないと判断し、庭の片隅に移動して、可哀想ですが息絶えるのを待ちました。しかし、この猫は雨が降っても4、5日鳴き続けました。聞くに堪えないので近くの山に捨てに行きました。完全に生き物が栄養が尽きて息絶えるというには、予想以上の時間が掛かかるものです。(今ならば、何とか助けることは疑いないところですが、当時は私も仕事もしていましたし、精神的にも余裕はなく、仕方がありません。慚愧に堪えない思い出です。ただ、いまだって、すべての可哀想な野良猫をすべて助けることなど出来ないのであり、さらに、生きることが壮絶な戦いである野生の生き物では、このようなことは日常茶飯事です。可哀想などという感情すら、実は人間のエゴイスティックな感傷に過ぎないことも知っております。)
事故後の反省するぽにょ
授乳中
この子が一番小さく、そのかわり体が軽いのでよく動き、たぶん、最初に落ちた子です。 ひげがお母さんの方向にいっぱいいっぱいに張り出していることに注意。このアンテナでお母さんの指令を受けているのでしょう。「もう、落っこちるんじゃないよ」「はい」
助け出された直後の頃の写真
天井裏へ移動する前の写真。
手足が細く小さくて、まだよちよち歩きが出来るぐらい。