AOB3.GIF - 1,099BYTES  各種・対決道場 AONEXT3.GIF - 1,099BYTES──
αDvsDiMAGE
そのコニカ・ミノルタ対決道場の

Norton InternetSecurityを有効にしている方は
プライバシー制御→カスタム設定→カスタムレベル→ブラウザプライバシーを有効にする
のチェックをはずせば画像が見られます。また、クッキー許容でもOKです。
 
(Albert様に感謝!)


まだまだ使いこなしているわけではないけれども、α−7Digitalのサンプル
を中心に、まず検証してみたいと思います。

【富士山】

先手α-7Digital


前哨戦に載せた画像ですが、A1の画像とサイズを合わせるため少し縮小しました。
α-7Digitalは320万画素で、A1もトリミングしたので320万画素相当です。
このWeb上での比較は、厳密な性能比較にはなりませんが、参考にはなります。
それに、後発の上位機種と比較するのは、もともと無理があります。
前提としてα-7Digitalは良いに決まっているからです。
私も、それは否定しません。
画質、基本性能(感度やCCDの大きさに起因する諸性能)は、はっきり言って格段に上です。
しかし、作品造りとして結果を見たとき、意外とA1やZ3は頑張ります。
DiMAGEの7シリーズ時代の作品でも、α-7Digitalで撮った作品を凌ぐモノはいくらでもあります。
それは、写真が一期一会だからです。
この事実は、カメラの性能とは無関係です。
そのつもりで、見て下さい。



後手 A1




全体に、A1は抜けが悪くコントラストが低いです。
それと、色が違いますね。両方とも縮小操作以外はデフォルトで、撮ったままです。
解像感は、さほど違いありません。モノによってはA1の方がシャープです。
が、印象的にこれは、はっきりα-7Digitalの勝利。
当たり前ですみません。

【物撮り勝負】

先手 α-7Digital
鎌倉小町通りを歩いていると、
こういうのが綺麗に整列して並んでいました。



後手 DiMAGE Al



構図が若干違うのですが、この二つを並べて区別が付くでしょうか。
原画ではA1の表面に細かいチリが写っており、解像度だけではA1の勝利です。
ただ、何となくα-7Digitalの絵はくっきりして見えるのです。

ラベルの色など、コントラストが高いです。
これは、やはりsRGB+の特徴ですかね。

【瀬戸物勝負】

先手 DiMAGE Al

これはA1の得意分野です。
いやあ、渋いですね。見た感じそのものです。



後手 α-7Digital



もう1枚



ん?なんだか新鮮な描写。
この綺麗な色の感じも、見たとおりなんです。
この辺が、伝統あるミノルタの色再現性ですね。
A1は渋く、α-7Digitalは綺麗。
総合的にはα-7Digitalなんでしょうね。
古さを表現しようとしたら、A1がふさわしいように思えます。

鎌倉での勝負は続く…

先手 α-7Digital

この勝負は興味深いですよ。
α-7DigitalとA1の性格の違いが良く表れております。




後手 DiMAGE Al



解像感は変わらないのに、α-7Digitalは明るく自然な色だと思うのですが
DiMAGEA1の方は、渋くて地味です。
初代様、7UGに比べて、色調が落ち着いて明るくなったはずのA1ですが
α-7Digitalと比べると、地味ですね。ふ〜む、こりゃ驚いた。
これは優劣というより好みの問題です。
私はA1の方が好きです。

では、奥日光対決です。
ここでは、往年のチャンピオンDiMAGE 7iがお相手をします。
一層戦いは激しくなります。

【華厳の滝対決】

これは、ちょっと大型画像でいってみましょう。
そのディテールの違いをとくとご覧下さい。

これはブラインドテスト
なんと、
α-7Digital対DiMAGE7iですが、
どっちがα-7Digitalでしょうか?
答えはこのページのペコちゃん対決の下にあります。
よ〜く、考えよう。





それでは、ちょっと変わった対決をしてみましょう。

アンチシェイク対決

スローシャッターで滝を写すテクニックですが、
どちらも3脚を使わない手持ち撮影の限界挑戦。

先手 DiMAGE Al



後手 α-7Digital



α-7DigitalはAPO100-400mmレンズで1/20秒に対し、DiMAGE A1は1/6秒です。
なぜ、A1がスローシャッターに強いかはおわかりですね。シャッターショックがないからです。
これははっきりDiMAGE A1の勝利!
余計なことですが、α-7Digital、ちょっと後ピンなのが気になります。

第2ラウンド

先手 α-7Digital

これもα-7Digitalは APO100-400mmです。 1/10秒でまずまずシャープです。と言うことは
上の写真では、さすがのASもそのときの私の手振れを押さえきれなかったのですね。今度はどうか、



後手 DiMAGE Al



フォーカスとASが決まったときのα-7Digitalはさすがですが、
スローシャッターはA1が1歩リードです。
α-7Digitalは1/10秒に対して、A1はなんと1/5秒でした。
ただ、画像の優劣としては、やはりα-7Digitalの絵の方が良いですね。

【富士山対決】

はい、これもブラインドテストです。
どちらがA1で、α-7Digitalでしょうか。ヒントは解像感にあります。
なお、どちらもDiMAGE Viewerにて自動レベル補正を施してあり、
同じ色調となるよう手動で微調整してあります。
答えは、やはり、このページのペコちゃん対決の下にあります。






ペコちゃん対決

続いて、これもブラインド対決。
今度はカメラが3つになります。Z3、A1、α-7Digitalです。











これは、わざと易しくしました。
上から順にZ3、A1、α-7Digitalです。
それぞれのカメラの特徴が良く出ていますね。
これは、グラデーションに優れ、立体感のあるα-7Digitalの画像が
最も好きです。Z3では、解像感があるものの、ちょっと平板な感じになります。
A1は、それらの中間の画像です。

【富士山対決の答え】

上がA1の画像で副操縦士撮影、下がα-7Digitalで私の撮影です。
共に2005年3月26日の撮影です。
なんと、DiMAGE A1の方が解像感がありますね。
α-7Digitalを使って撮っていた私としてはショックを隠し切れません。
APO100-400mmはGTレンズに負けたのか…

華厳の滝対決の答え

上が7iの画像で2003年3月20日のもの
下がα-7Digitalの方で2005年2月12日の撮影です。

答えを知って、そう言えばという感じですね
時機はちょっと違いますが、写真は一期一会で同じものは二度と撮れません。



【月面対決】

最も厳しい被写体は天体です。
地上の景色は「記憶」が補正して見てますが
天体は、それ自体が意味付けされていない物体だからです。
こういうものは、本当の解像度を必要とし、情報量がものをいいます。
一体型では倍率的に足りないので、テレコンバージョンを付けたものが勝負になります。

手 DiMAGE A1/Z1+LHG−17


参考出品
目一杯デジタル補正を掛けて頑張った画像です


束になってかかっても

手 α-7Digital
ミノルタ純正 APO100−400mmAF

これは圧倒的にα-7Digital、デジタル1眼レフの大勝利!
当然と言えば当然の結果でして、レンズ交換できますから
いくらでも倍率は上がり、追随を許しません。
まあ、最後はフェアではなかったですね。

【人形対決】

鎌倉の小町通りには比較画像としてふさわしい被写体がいっぱいあります。
これなども、A1は善戦しそうな被写体です。

手 DiMAGE A1



手 α-7Digital



α-7Digitalは被写界深度が浅く、ピントの合っている部分が少ないのが不利となる場面です。
レンズはタムロンの28−105mmF2.8の極太レンズ。
これなども、好みの問題でしょう。
しかし、一般的にはA1の方が良い写真ですか。
α-7Digitalの方が本格的な感じはしますがね。
勝敗は…う〜む、難しい!
A1の勝利!

参考出品

ミノルタ純正の50mmマクロですと、このようになります。
きめ細かい描写力という事ではα-7Digitalさすがです。




参考出品

DiMAGE Z3



これなどは、ビックリものですね。
Z3えらい!

【シャッターチャンス対決】

DiMAGE A1


それほどの、緊迫したシャッターチャンスではないが、
現実には結構慌てるものだ。
まあ、ピントは来ている。



DiMAGE Z3

おっ、と思って流し撮り気味にシャッターを押した。
それでもAFは追随して、ちゃんと仕事をしてくれる。
大したものだ。



α-7Digital

これは一瞬の表情だろうか?
目線が来ているところが、われながら驚き。



突然出くわすシャッターチャンスをものにするには
素早い操作と正確なAFが必要です。
もれなく射落とすには、それなりに習熟したテクニックも必要でしょうが
カメラの基本性能が結局はものをいいます。
甲乙付けがたいと思いますが、この部門では
Z3>α-7Digital>A1の順に優れているという実感です。
Z3の勝利!

【白樺対決】

綺麗なものを綺麗に写すこと
それがカメラに要求されている基本性能だ。

DiMAGE 7i



DiMAGE A1



α-7Digital



じっくり狙う被写体なので
カメラの基本性能が十分に発揮される。
ちなみに7iとα-7Digitalが私で、A1は副操縦士撮影である。
此のジャンルではα-7Digital>A1>7iという順当な結果が出た。
最後は、α-7Digitalが力任せに寄り切ったところであろう。

絵の美しさという観点では、やはり新しい画像エンジンが有利であった。

光学ファインダーはともすると撮れている結果を忘れて、その世界に没頭してしまう。
α-7Digitalになって、ファインダーの中の白樺に興奮してしまった。
自分が白樺フェチであることを発見した次第。
それにしても、光があふれる場所では
綺麗な写真が撮れるものだ。

AOB3.GIF - 1,099BYTES                                         AONEXT3.GIF - 1,099BYTES