ふじ紅葉
──A1は1歳、Z3 ゼロ歳 猫ならぴちぴち──
DiMAGE A1/Z3による
富士山五合目の紅葉
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(Albert様に感謝!)
ミノルタ最後の名機
DiMAGE A1
富士山五合目は関東地方における紅葉最前線である。
昨年、A1とZ1の試写にここを訪れたときに感じたが、
ここは、オレンジ色の紅葉が大変綺麗である
もう一つ特徴があるが、木肌が白く、枝が紅葉を汚さないために
全体がオレンジ色の炎のようになる。
次に、非常に樹高が高いために
下まで日光が届かず、根本は非常に暗い。
ために、表から見ると林の奥は暗闇に消えており、不気味な世界の入り口のようでもある。
紅葉の種類が隣同士そろうことはなく、個性的な色の紅葉が立ち並ぶ。
石に生えた苔までが紅葉に映えて彩られる。
五合目までは登山道の両側に奇跡的に高い木が生えており、
毎年、このように目を楽しませてくれる。
この日は非常に雲の高さが高く、富士山の頂上の上を高層雲が覆っていた。
それで、見渡す限りの付近の山が全部見える珍しい日であった。
北アルプスが遠くに雪を抱いて白く光っており、八ヶ岳もはっきり全貌を表している。
また、地上の模様もよく見える。
富士の頂上に一層雲があるのに
このように更に下にも雲が発生する。
大気が幾層にも状態を異にして重なっている模様である。
見えているのは河口湖。
このように、非常に樹高が高いために
下まで日光が届かず、根本は非常に暗い。
なぜか1本切られた木がむなしく根を張っている。
その周りを、ちょうど良い密度で、紅葉と常緑の葉っぱが飾っている。
お口直しに河口湖オルゴールの森美術館の夕暮れ風景をどうぞ。
日が暮れて、帰路につくや、別れを惜しむかのように
富士山のシルエットが湖の向こうに見えた。慌ててうまいこと左にあった駐車場に車を止め、
鉄の欄干にカメラを載せて、1.5秒の露出時間に耐える。
オルゴール館で設定したままのタングステンライト・モードのまま撮ったことに気づいたが、
AWBより良い感じなので、そのまま採用。
さて、ここまでは500万画素でグラデーション抜群のA1でしたが
DiMAGE Z3も勝るとも劣らない表現力を発揮して、以下に見るように
じつに印象深い光景を残してくれました。
新生コニカミノルタの意欲作
DiMAGE Z3
富士の紅葉の特徴は、その林がすぐ近くに迫っていることで、
日光のような遠く山全体に群生するようなものではないことである。
比較的紅葉1本1本に個性があり、背が高く縦に鋭い。里の紅葉と違って、
深緑の針葉樹に囲まれ孤高の気負いが感ぜられる。その奥は深く暗い。
まるで、魔界の入り口のようである。
大体、富士山自体が活火山で不気味だ。
こんな凄いオレンジ色の紅葉が、五合目のレストハウスのすぐ後ろにあったりする。
木肌が白いのが神経繊維のようで、ちょっと不気味。
マーマレード・オレンジのジャムのような紅葉
その向こうに、常緑樹が平然とそびえていて、コントラストをなす。
お口直しに、レストランの階段吹き抜けにあったシャンデリア。
さらに、おめめ直しに、山中湖畔の様子。
悪天候もいいもので、このように少し霧っぽくかすんで、風情があります。
再び、五合目の紅葉のスターマイン。
傾いているのだが、カメラはほぼ水平、…だと思う。
五合目の広場から見える、山側の斜面には、かくのごときシュールな光景が見えました。
自然の造形は、いかなる芸術家もひれ伏すであろう、信じられない形状を見せてくれる。
ここは、やはり凄いところです。
この白く枯れた葉が混じる紅葉も綺麗で、一瞬花かなと思ってしまいます。
非常にカラフルな高山の紅葉、病み付きになります。
これは美しいというべきか
凄まじいというべきか、ただただ自然の造形に恐れ入る次第。
まだまだありますが、いい加減にします。
ページが大分重いでしょう。