AOB3.GIF - 1,099BYTES  DiMAGE対決道場 AONEXT3.GIF - 1,099BYTES

DiMAGEA1UG


対決

RAWとTiffで撮り比べて見ました。
また、現像ソフトもDVSilkyPixの比較です。
意外な結果が出ましたよ。
結論を先に言うと、機種は別にして
RAW現像の絵が、やはり綺麗です。
ショッキングなことに
RAWといえども機種の差が出ることです。

DiMAGE Viewer現像】

DiMAGE A1
A1DV.JPG - 57,372BYTES

DiMAGE7i
7IRAWDV.JPG - 58,541BYTES

DiMAGE7UG
7UGRAWDV.JPG - 53,263BYTES

あきらかに元のRAWデータからして、RGBレベルが違うようです。
これらはCXProccessではなく、ミノルタの画像ではないのでしょうか?
でも、現像ソフトはミノルタです。

SilkyPix現像】

DiMAGE A1

A1RAWSILKY.JPG - 52,752BYTES

DiMAGE7i
7IRAWSILKY.JPG - 55,655BYTES

DiMAGE7UG
7UGRAWSILKY.JPG - 49,540BYTES

おなじパラメータ設定で、こうも違うのは
RAWといえども、カメラのCCD出力レベルの違いであると結論づけられます。
もちろん、それぞれにパラメータを微調整すれば、
ほとんど同じ色調で現像できるでしょう。

たまたま
単純比較で云えば、一番おいしそうに現像されたのは
7iのSilkyPix現像でした。
これは、この組み合わせが一番良いという意味ではなく、
たまたまこのパラメータ設定では、ということを注意してください。

 そのカメラでもパラメータの調整次第です。
撮影も微妙にピントの位置や、角度、距離が違うので
ベスト仕上がりが

7iのSilkyPix現像だっただけです。
優劣ではなく、差が出ると云うことが分かればいいと思います。

なお、SilkyPixは設定できるパラメータが多く
つかって楽しいソフトですね。

次に画像エンジン経由の画像比較をしてみます。
SupheedとCXProccess画像エンジンです。
いずれも最終的には縮小されJpeg圧縮されていますからTiffとはいえませんが。

【Tiff出力】

DiMAGE A1

A1FINES.JPG - 55,810BYTES

DiMAGE7i

7IFINE.JPG - 61,539BYTES

DiMAGE7UG

7UGFINES.JPG - 52,371BYTES

これら画像エンジンの生データ比較では、7iが一番色が良いですね。
メロンのみずみずしさと皿の模様が良く出ています。
A1ダメですね。いわゆる緑(シアン)かぶりを起こしています。
7UGはメロンが色っぽくない。やはり、色が浅いですね。
この辺りが、渋く写る原因でした。
7i見直しました。

DiMAGE7iの総合優勝!

最後に、A1と7UGのBEST現像を作ってみました。
これらの撮影はプアマンズ・ストロボ「帆掛け船」を用いていますが、
7UGの方は距離が少し近すぎて、撮影角度が違いますので、
皿のニュアンスが飛びました。台にした本の陰の濃さで分かりますね。
ちょっと、7UGに不利なライティングです。
これを考慮して眺めると、現像のパラメータ操作で、だいぶ印象が変わることが分かりますね。
やっぱりA1の方がいいのかな…

DiMAGE A1

A1BEST.JPG - 50,032BYTES

DiMAGE7i
7IBEST.JPG - 54,834BYTES

DiMAGE7UG

7UGBEST.JPG - 51,728BYTES

シズル感を強調し、赤みも少し強めにして、熟れた感じに調整して見たのですが
グラデーションを良好に維持しているのはA1でした。
パラメータ共通では、A1は明るすぎ、7iは少し暗め、
7UGは白飛び、黒つぶれ気味です。
他の被写体で、また後日やってみましょう。
とりあえず、今日はここまで。
6月19日

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