磐梯・吾妻スカイライン
DiMAGE A1
春の訪れが、5月の連休中という裏磐梯は、いまが春爛漫。
桜並木などはなく、花見客のいない静かな春です。
雪解け水が樹木の根本を巡って流れ非常に倒木が多く、湿地帯のなかに沼が点在しますので、
冷たい空気にたたずむ湖沼群の景色は北欧のようです。
檜原湖畔に別れを告げて、猪苗代方面の渋滞をきらい、
空いている道をたどると自然とレイクラインに向かいます。
この先の峠でで、小野川湖や秋元湖を眼下に見ながら磐梯・吾妻スカイラインにカーナビをセットすると
まさしく天を目指すような登りが始まり、この場所につきました。
なんと、バス停があるではありませんか!
公共交通機関! 1日に2本です。
富士山の5合目ほどではありませんが、ここは天地の境です。
天風境だと!すんごいねえ。
滝見台というバス停であると同時に天風境ですよ。
文字通り、雲が流れ、下界はかすんでみえません! どこに滝があるんだ。…なさそう。
ちなみに、この磐梯吾妻スカイラインは「日本道路100景」の一つだそうです。
初めて見ました。あと99景あるんだぜい!
「百景」の名に恥じない素晴らしい景観を、アクセル踏むと見られます。
昔だったら、何日もかかるよ。ここに来るのに。