奥日光もみじ最盛期
富士山麓の紅葉に味をしめて、
妙義山にでも行こうかと思っていたが、
奥日光のいろは坂のモミジが最高との情報が入る。
しょうがない、また早朝出発日帰りコースか…
朝の4時半に起きて一路東北自動車道にて日光へ愛車ランティスを駆り立てる。
飛ばすこと4時間、3月に雪名残を撮った奥日光中禅寺湖畔に到着。
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(Albert様に感謝!)
第2いろは坂(登り)の
もみじスターマイン。
赤、橙、黄、黄緑、緑、青という
スペクトル・カラーの景観である。
CPLフィルターを最大限効かせて、反射光をカットすると、
このようなアンダー気味のパレットのような紅葉写真となった。
今までに撮った紅葉写真の中でも最高の1枚である。
Web用の縮小画面では、ディテールが消えて、ちょっと残念。
中禅寺湖に着き、すぐ左へ左へハンドルを切ってゆくと半月山に登る道となる。
ちょうど午前の太陽の光が、山の西側斜面に駆け下りる瞬間に、このような景観が広がる。
朝日新聞に掲載された奥日光紅葉最盛期迎えるの記事で紹介された八丁出島。
半月山展望台から、これが見られる。
もう少し元気なら、歩きで山に登り、これが中禅寺湖へ垂直に出ている写真が撮れる。
しかし、ここで撮れるのはこれだけではないので、しばらく粘った方がよい。ここは被写体の宝庫だ。
登りの絶景ポイント。山腹は非常に精緻な錦模様で、緑混じりの綺麗な紅葉である。
これが徐々に下方に移動していくのだろう。
二荒山神社の息をのむほどの綺麗な大紅葉!
いなだかって見たことのない完璧な色づきである。来た人が皆驚きの声を上げる。
これがまた、写真にうまく写らないから困る。
DiMAGE7iとZ1は惨敗。A1のみが何とか雰囲気だけかろうじて。
デジタルカメラは階調度がたりないとモミジは写らないものである。
手前の枝ばかりになった樹が邪魔だと思ってはいけない。
これがあるおかげで、目が飽和しないで済むのだ。
いろは坂の渋滞を嫌って帰り道は、金精峠を登りロマンティック街道へ
その途中にも色々めざましい景観がやってくる。
そのたびに駐車して降りていると後続車に顰蹙を買うので、車の中から撮影。
アンチシェイクのA1だからできるのかな。片手撮影である。
金精峠を越えると最初に来た温泉に入る。そこの温泉卵である。
絞りを絞って、スローシャッターで撮る。
幸田露伴の文学碑がこのロマンティック街道の途中にある。
その脇にものすごい勢いで紅葉樹がたっている。
念のために申し添えておくが、このページの写真は全てノン・レタッチである。
CPL(円偏光)フィルターで反射光をカットし、後は露出補正で色を作っている。
彩度もコントラストもゼロ補正。デジタルフィルターもゼロ。撮影はAFでプログラムモードである。
あまりにも純度の高い赤を見過ぎて、目が飽和した人にはこれだ。
明智平にケーブルカーで登ったときに、ついでに更に登る山道を行くと、このような形で男体山が見える。
この解像度はすでに銀塩の35mmを超えている。すごいねA1!
Z1でも撮った落ち葉です。Z1以上に、さらにまじめな描写のA1でした。
作品ではなく、A1画像の一つの特徴を表すので掲載するが、色の密度が高いことがわかる。
これはスタンダードのJPG画像であるが、RAW現像で得たような色の濃さである。
彩度が高いのではなく色が濃いのである。このニュアンスの違いは大切だ。
まだ、ありますがいい加減にします。